月経に関すること│京都市東山区 清水五条 ようこ女性のクリニック│生理不順 など

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月経に関すること

月経に関して

生理に伴うツライ症状はありませんか?
生理がいつ来るか分からず、落ち着かない毎日を送っていませんか?

医学的には、生理のことを月経、生理痛を月経困難症、生理前後の気分不調をPMS(月経前症候群)、生理不順を月経不順、といいます。
「生理は月に1週間だけ」と思うかもしれませんが、1年の1/4は3ヶ月に相当します。
何か病気が隠れていないか、正しく診察し、自分にあった治療をみつけることで、月経に左右されない快適な毎日を送りませんか?
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

月経(生理)とは?

女性のカラダは、卵巣から分泌される2種類の女性ホルモン(卵巣ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン))によってコントロールされています。
女性ホルモンの周期的な変化に伴って、約1ヶ月の周期で子宮内膜が出血をともなって剥がれ落ち、体外へ排出されることを月経と言います。

正常な月経の目安

初経年齢 平均12歳
月経周期日数 25~38日
出血持続日数 3~7日間(平均5日間)
1周期の総経血量 20~140mL
閉経年齢 45~56歳(平均50.5歳)

多くの女性で、月経周期に合わせて腹痛や頭痛など何らかの不快な症状が現れますが、日常生活に支障をきたすほど、つらい症状がある場合には治療が必要です。

月経が原因とされるよくみられる症状

月経痛・月経困難症

月経痛が強く、日常生活に支障をきたすようであれば「月経困難症」の可能性があります。下腹部の痛みをはじめ、頭痛や肩こり、イライラや倦怠感、吐き気、便秘や下痢、食欲不振などの症状が月経の前後にみられます。月経のある女性の約30%にみられるという報告もあります。
子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が原因となっている場合、病気の治療が必要です。特別な病気がない場合、子宮内膜で作られる痛みの物質(プロスタグランジン)により子宮が収縮して腹痛が起きたり、全身に作用して下痢、吐き気、頭痛などが起きます。
治療としては、痛みを緩和させる鎮痛薬の使用、女性ホルモン薬や漢方薬の服用などを行います。

子宮内膜症

月経痛のひどい方は、子宮内膜症に罹患している可能性があります。
子宮内膜症は、子宮内膜にある組織が何らかの原因で子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で増殖する病気です。月経時以外の下腹部痛や腰痛、排便痛、セックス時の痛みも子宮内膜症が原因で起こっていることがあります。
初経年齢の低下、出産回数の減少などにより昔の女性に比べて月経のある期間が長くなったため、子宮内膜症の女性がきわめて増加しています。
内膜症が進むと、子宮や卵管に癒着がおこるため妊娠しにくくなり、子宮内膜症の人の38%が不妊状態、という調査結果もあります。また、子宮内膜症の一つである卵巣チョコレート嚢胞はがん化することも報告されています。
子宮内膜症は女性ホルモン剤を内服することで進行を予防することができます。
「子宮内膜症にならないために!」、「チョコレート嚢胞をがん化させないために!」、何より「月経に伴う痛みで毎日の生活が振り回されないために!」、月経に伴う痛みがある方は、一度、受診してください。

月経前緊張症(PMS)

月経が始まる2週間~1週間ほど前から不調が起こり、月経開始とともに改善する場合、月経前症候群(PMS)と呼ばれています。イライラや抑うつ気分、怒りっぽくなるなどの精神的症状が現れる場合もありますし、頭痛、腹痛、手足のむくみ、乳房の痛み、腰痛、食欲不振、倦怠感など身体的症状が現れる場合もあります。月経に伴うホルモンバランスの変化が原因だと考えられています。半数以上の女性が月経前・月経中にカラダやココロの不調「月経随伴症状」を抱えている、という報告もあります。毎月繰り返す、カラダやココロの不調がある方は、相談ください。

月経異常(月経不順)

月経異常には、「月経の間隔の異常(月経不順)」と「経血量の異常」の2種類があります。月経が規則的にきているかどうかは、ホルモンの状態を含めて、心身の健康の状態を知る一つの要素になります。月経の間隔が長い方の中には、不規則に出血はしているけれど全く排卵していない、「無排卵性出血」の場合があり、放置をしておくと将来的に妊娠しにくくなることがあります。また、過多月経が貧血の原因になることもあります。自分の月経が正常かどうか心配、という方は一度、ご相談ください。

不正出血

月経の時期以外に見られる出血を不正出血といいます。 子宮の腫瘍や炎症(子宮がん、子宮筋腫、子宮頸管ポリープなど)が原因で起きる場合もありますし、ホルモンバランスの変化に伴う出血(無排卵性出血など)もあります。経過観察でよい場合もありますが、治療が必要な場合もあります。不正出血の原因を知り、適切な治療を受けるためにも、不正出血がみられたら、一度、ご相談ください。

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